外壁塗装・雨樋交換工事

外壁塗装・雨樋交換工事の全工程の写真と説明です。

外壁塗装・雨樋交換工事


外壁塗装・雨樋交換工事
  • 練馬区桜台で屋根・外壁・塗装・雨樋交換工事の依頼を受けました。割と高台にあって、閑静な住宅地です。築25年前後の木造住宅で、屋根の形状は寄棟で材質はコロニアル、破風は木、外壁はモルタルです。お客様ご夫妻とも非常に親切な方で、特に奥様は職人が入るたびに心づけをくださって、大変恐縮しました。また、10時と15時の休憩にはお茶とお菓子を出して頂いて、大変よくして頂きました、私自身も、お酒を頂いてとても感謝しております。お客様に「いつ頃メンテナンスされましたか?」とお聞きしましたら、もう、10年以上メンテナンスしてないとのことです。屋根・外壁・雨樋交換工事をする前の打ち合わせの時にお客様から頂く質問ですが、「新聞の折り込みチラシを見るんだけど、(実際にチラシを見せて頂きました (*^。^*))値段が安いのはどうして?」と聞かれました。
  • 外壁の色を決めるときは、職人さん、奥様、私と三人で色見本を見ながら決めました。基本的に、前の外壁の色に近い色を希望されましたので、お客様のご希望通り、前の外壁の色に近い色を決めました。ポイントとしては、日当たりの良い、南側・西側の外壁は外壁が日焼けして外壁の色がかなり色褪せているので、前の塗装の色と大きく違う場合が多いようですが、逆に北側や日当たりが悪い箇所は比較的外壁が日焼けしにくいので、以前の外壁の色に近いと思われます。イメージとしては、よく和室に畳の部屋がありますが、既存の畳の色は畳替えをした当初の若々しい緑色ではないですが、タンスの下とかは畳の色が以前の畳の色が残ってることがあります。外壁も同様に、日焼けしてない所をよく見ると、以前の外壁の色が残ってることが多いのです。
  • 塗料は外壁は下塗り材にSK科研、一液水性微弾性サーフェーサー(水性)、中塗り材にSK科研の超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂塗料を使用します。上塗材も下塗り材と同じものを使用します。木部は下塗り材にファインウレタンU100木部用下塗り材(弱熔材系)を使用して、中塗り・上塗材にファンウレタンU100(弱熔材系)を使用します。鉄部(霧ヨケ)は下塗り材にニッペエスパーワン(弱熔材系)(ターペン可液1液速乾エポキシ変性さび止め塗料)を使用します。上塗材はファンウレタンU100(弱熔材系)を使用します。
  • 塗装はよく、外壁・木部・鉄部をきれいにする??と誤解される方もいらっしゃるんですが、本来の目的は外壁・木部・鉄部の防水効果を持たせる為に施工します。もちろん、見た目や外観をきれいにする目的もあります。私が気にかけてるのが、塗装ももちろん重要ですが、雨じまいをかなり重要視してやります。木部や窓枠が傷んでないか?とか、雨漏りしそうなところはないかとか、前回の塗装で塗らなくていい通気場所など塞いでないかなどそういった細かいところ確認しないがら施工します。


着工前・外部足場設置状況
着工前
外部足場設置状況
北側

  • 屋根・外壁・塗装・雨樋交換工事を行うにあたっての外部足場設置状況です。ビケ足場を下から順番に組んでいきます。足場は、東西南北、まず、繋ぐように(四方をやぐらを組むように)、設置していきます。一見、簡単そうにみえますが、見てる私もかなりドキドキ緊張します。
  • 私がいつも気を付けてる点は、一般の方の歩行者の方と一般車両の方に気を使います。それと、施主様のお宅の植木鉢を壊したり、置物を壊したりしないように気を付きます。特に、都内は隣とのお宅と家と家がかなり接してるので、お隣のお宅の住民の方も気を使います。たまに、施主様のお宅の境界を出る場合もありますので、その時は当たり前ですが、前もって、隣にお客様ときちんとご挨拶致します。
  • 南側・東側が道路に面しているので、足場もかなり組みやすいです。
  • 御近隣の皆さまも、とても親切な方でしたので、足場の設置もやりやすかったです。
  • 私が気を配ってることですが、工事に入る前に近隣の皆さんへのご挨拶まわりはかなり念入りにやらせて頂いております。

外壁高圧洗浄状況

  • 外壁高圧洗浄状況です。一般的に、屋根・外壁・塗装・雨樋交換工事をするときは屋根から外壁まで丸洗いをします。
  • それと、高圧洗浄をするときは、近隣のお宅に、高圧洗浄でベランダに干してある洗濯物の洗浄水が、かかる可能性(細心注意を払いますが)があるので前もってチラシ、口頭でお知らせします。
  • 高圧洗浄時に高所の窓ガラスなど、普段、清掃しずらいところなども一緒に洗浄します。(*^。^*)

インターホン養生状況

  • インターホン養生状況です。他の養生(マスキング)は高圧洗浄の後行いますが、インターホンだけは洗浄水が入ったらよくないですので、高圧洗浄前に養生します。あと、養生をきちんとやっとかないと、インターホンに塗料がついたりします。


玄関ドア養生状況
玄関ドア養生状況

  • 玄関ドア養生状況です。玄関ドアも後程、塗装しますが、外壁に塗装する時にドアに塗料が付着しないように丁寧に養生(マスキング)していきます。
  • かなり、しっかり養生(マスキング)できました。
  • 玄関ドアを塗装する時に木目を残すか木目を残さないかで、手間がかなり変わってきます。


玄関階段養生状況
玄関階段養生状況

  • 玄関階段養生状況です。玄関のタイルに塗料が付着しないように丁寧に養生シートで養生(マスキング)していきます。(ここまで養生をやらない業者もあるらしいです??)


窓枠養生状況
窓枠養生状況

  • 窓枠養生状況です。窓枠の材質・面格子の材質もアルミですので、新規の塗料が付着しないように、かなり念入りに、養生(マスキング)します。写真ではわかりにくいですが、窓と面格子の間(隙間)が狭く、しかも、足場と外壁の間もかなり狭いので、かなり作業がやりづらかったです。
  • 都内は比較的、隣地とかなり接してるお宅が多いため、足場とが壁がもっと狭いところもあります。業者さんによっては、ここまで養生はしないところもあるみたいです。(現場の状況によります)


ベランダ付近養生状況
ベランダ付近養生状況

  • ベランダ付近養生状況です。ベランダの笠木は材質がアルミが多いので、基本的に塗装はしないため、外壁、ベランダ裏を塗装する時に塗料が付着しないように、丁寧に養生(マスキング)します。ベランダの防水部分も養生します。基本的にベランダのモルタル部分が仕上がってから防水します。今回は高圧洗浄してプライマー→ウレタン防水で仕上げます。
  • 余談ですが養生(マスキング)はかなり重要で、養生がきちんとできてないと、塗装終了後に細部、特に窓の面格子の裏や窓のはじなど、細かい所に塗料が付着します。よくあるのが、前回の塗料が付着してることもあるので当然、前回の塗料ですから、下手をすると10年以上前になることもあるので、当然、シンナーや除光液やアセトンなどを使用して落としても、なかなか落ちないものです。
  • ベランダ付近を塗装するときに、網戸・エアコンの養生(マスキング)にはかなり気をつかいます。私も、最初のころは何度か失敗したことがありまして、エアコンや網戸(網戸は材質がナイロン、ぽいので塗料が付いたら、徐行液では落としづらいです)に塗料を付着させて、施主様にご迷惑かけたことがあります。(・.・;)
  • 余談ですが、お客様からよく質問されることがありますが、「ベランダの防水はどれくらいで、やったほうがいいのか?」と聞かれます。理想は7年から8年ですが、外装をおやりになるのが皆さん10年前後ですので、その時にご一緒にやられたらいかがでしょうか、と回答しております。


破風ケレン状況
破風ケレン状況

  • 破風ケレン状況です。丁寧に破風に付着してる塗料を手作業で、丁寧にコサグように取っていきます。通常、下地処理になりますが、このケレン掛けの作業が後々、塗装の仕上がりというか、結局、ケレン掛けをきちんと、やらないと、新規で塗装したファンウレタンU100(弱熔材系)が1年足らずで剥がれてきます。


破風塗装完了
破風塗装完了

  • ケレン掛けを丁寧におこない→破風塗装完了です。ファインウレタンU100木部用下塗り材(弱熔材系)を下塗りして、ファンウレタンU100(弱熔材系)を中塗り→上塗りしていきます。
  • 作業時に気を配ることは、地の部分を丁寧に塗ることです。他の部分に塗料が付着しないよう、細心の注意を払います。


玄関霧ヨケ ケレン状況
玄関霧ヨケケレン状況

  • 玄関霧ヨケ・ケレン状況です。丁寧に既存の塗膜をコサグように丁寧にケレン掛けしていきます。
  • 今回は早めに塗装したのでよかったですが、鉄部は早めにメンテナンスをやらないと、穴が開くことがあります。
  • 下塗り材にニッペエスパーワン(弱熔材系)(ターペン可液1液速乾エポキシ変性さび止め塗料)を使用します。もしくは、ロックペイントの錆カット(弱熔材系)(弱熔材型1液変性エポキシ)の使用をお勧めします。上塗材はファンウレタンU100(弱熔材系)を使用します。


西側破風・雨樋完了
西側破風・雨樋完了

  • 西側破風・外壁塗装・雨樋取替完了です。今回は雨樋は撤去→取替を行いましたが、雨樋を塗装する場合は、あまりにも雨樋が傷んでる場合はファンウレタンU100(弱熔材系)を2回塗布していきます。
  • かなり、破風・樋・の色のバランスが取れてます。外壁も、たいへんキレイになりまりした。


北側・外壁塗装完了
北側・外壁塗装完了

  • 北側・外壁塗装完了です。外壁は下塗り材にSK科研、一液水性微弾性サーフェーサー(水性)水性微弾性ポリマー樹脂が主要成分です。微弾性があり防水効果がかなり期待できます、低臭気なのでかなり作業しやすいです。中塗り材にSK科研の超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂塗料を使用します。すぐれた低汚染性で、防藻効果もあります。当然、水性なので火災の心配もないです。上塗材も超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂塗を使用します。
  • ※なかには、下塗りのシーラーを一回入れて、中塗りと上塗りを合わせて一回しか塗装しない業者もあるらしいです。
  • ※意外とびっくりする話もたまに聞きます。値段が極端に安いところは、・・・


東側・完了写真
東側・完了写真

  • 窓・面格子は今回は材質がアルミでしたので、塗装する必要がなかったので、丁寧に養生(マスキング)しました。
  • アルミ以外は今回はほとんど塗装できるようです。玄関ドアのドアノブまで塗装を行ないました。
  • 玄関ドアは今回、ケレン掛けして、極端に既存の塗料が剥がれてる箇所は3回から4回、ファンウレタンU100(弱熔材系)塗布していきます。通常は2回、塗り替えしていきます。
  • 北側は隣地とかなり接しているので、カーポートやお隣のお車に塗料や洗浄水がかからないように、カバーをかけます。お隣との境界が擁壁になっていたので、養生(マスキング)します。(養生しない業者もあるらしいので・・・)
  • 今回は軒樋は全部交換しましたが、竪樋はそんなに傷んでないので、ファンウレタンU100(弱熔材系)で2回、塗装しました。雨樋は材質が樹脂系なので日光で色褪せしやすく、劣化しやすいので塗装をお勧めします。
  • 業者さんによっては、高圧洗浄時や塗装時に隣地の車にカバーをかけない業者さんもあるようです。(業者さんによりますし、現場状況によります。)
  • 当社は、事前に対処いたします。


南側・完了写真
雨戸、南側・完了写真

擁壁、南側・完了写真

  • 塗装工事をする場合は植木の養生(マスキング)もかなり重要です。吹付けなどで塗装した場合、塗料が植木に付着して枯れることがあります。特に、熔材系の塗料を使用する場合は余計に注意したほうがよろしいです。
  • 私も最初のころは植木を枯らしたことがあります。何事も勉強しましたが当時は施主様にご迷惑をおかけしました。
  • 雨戸・戸袋は軽くケレン掛けして、下塗り材にニッペエスパーワン(弱熔材系)(ターペン可液1液速乾エポキシ変性さび止め塗料)、上塗材はファンウレタンU100(弱熔材系)を使用します。
  • 今回は施主様に過分なおもてなしや配慮を頂いたので、家の周りの擁壁はサービス(無料で)やらせて頂きました。(*^。^*)大変、喜んで頂きました。
  • サプライズで施主様からおいしい日本酒を頂きました。大変有難いです。感謝、感謝です。(*^。^*)


屋根塗装と外壁塗装を一緒にされた実例(東京都)



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