- さいたま市南区のお客様から竪樋(たてどい)が外れたので直して欲しい、と見積り依頼を受けました。
- お客様にお聞きした住所でグーグルマップで破損箇所を確認して、概算での修理費用をお伝えしたところ、お客様から正式にご依頼を受けました。
- グーグルマップでみた感じですと、強風で竪樋が外れているような感じでしたので、「火災保険には加入されてないですか?」とお聞きしたら、「郵便局の保険に加入されている」とのことでした。
- 「お見舞金程度しか出ないですので民間の火災保険に加入されたほうがいいですよ」と、お電話でアドバイスしましたら、「どこの保険会社がいいですか?」と聞かれたので、「代理店さんを紹介しますか?」と提案したら、今度、お伺いすることになりました。
- 後日、竪樋の修理がてら、屋根もみてくださいと言われたので、ドローンで上空から大屋根の調査もさせて頂きました。
- 上空からの写真を拡大して見たところ、大屋根の棟瓦(のし瓦)がずれていたので、写真と一緒に報告させて頂きました。
- お客様がおっしゃるには、ここの家は高齢のお母様が一人でお住まいらしく、今、入院されているそうですが、帰ってくるかどうかわからない、とおっしゃいましたが、見積りを提出後、足場を組んで棟瓦の積み替え工事をさせて頂きました。
工事前の状況
- 大屋根の棟が全体的に面戸が劣化してるようです。
- 地震か台風か?わかりませんが、棟がずれてる箇所があるようです
- のし瓦がずれてます。(のし瓦とは、屋根の上に設置される短冊のような形状の瓦のことで、いろんな種類があります。)
- 接着剤の役割を果たしてる漆喰が劣化して、地震か台風でずれたのだと思われます。
- 既存の頭頂部のがんぶり瓦を仮撤去します。雁振(がんぶり)瓦とは、「屋根の棟 (むね)の頂点部分を覆うための丸形の瓦」のことで、通常は半円形になっています。
- 既存の漆喰(しっくい)がかなり、劣化してます。
- 既存の「のし瓦」を完全撤去しました。
- ここから、新規で既存の瓦を使用して、のし瓦を復旧していきます。
- 棟瓦積み替え状況です。
- のし瓦を下から漆喰で一段、一段積み上げて行きます。
- 工事完了です。