- 練馬区三原台のお客様のご紹介で、ご近所のお客様の屋根の現場調査と見積り依頼を受けました。
- ドローンで調査しましたら、ニチハというメーカーのパミールという屋根材でした。
- 通常のコロニアルでしたら、年数が経過しても、水洗いして塗装すれば屋根材の表面は塗膜で保護されて、耐久性を保つことができます。
- しかし、ニチハのパミールは年数が経過すると、ミルフィーユ状になるので、屋根材の表面がガサガサになって、ボロボロ表面が剥がれて行くような傷み具合になります。
- 塗装業者の中には、経験・知識の浅い業者さんもいれば、特性をわかっている上で無理やり塗装する業者もいます。
- 以前、別のお客様から「屋根が剥がれたので直して欲しい」と依頼を受けた時も地元やネットでも広告を出してる業者さんのようでした。
- しかも、屋根のあちこちに雹痕(ひょうこん)による痛みが見られます。
- 今回は塗装しても意味がないので、既存の屋根の上からカバー工法で重ね葺きを提案させて頂きました。
- 外壁も肌別れしてる箇所があったので、撤去して、コンパネを張り替えて、ジョリパット仕上げでモルタルを塗り直して、塗装する提案をさせて頂きました。
工事前の状況
- 屋根全景写真です。
- 北側の屋根もかなり傷んでパミール独特の傷み具合です。ミルフィーユ状になってます。
- ただ、上のほうは思ったより傷んでないようです。
- 北側の真ん中付近です。
- この付近もパミール独特の傷みかたです。
- 北側の東側の屋根です。
- 南側の屋根は雹痕(読み:ひょうこん=雹がぶつかったあと)がかなりありました。
- ドローンで見ると一目瞭然です。
- 南側屋根の中央部です。
- 雹(ひょう)で傷が入って捲れてるようです。
- 南側屋根が傷んでます
- 西側の入母屋上になっている付近もかなり傷んでます。
- まだ完全に剥がれてるわけではありませんが、棟包みが風で浮いてるようです。
- 棟が浮き上がってます。
- 棟が浮き上がってます。
- 北西の屋根が外れてます。
- おそらく、棟周辺ですので、棟の浮きが関係してる可能性もあります。
- 既存棟包み撤去完了です。
- 既存の棟板金を撤去してから、既存棟板を撤去した状態です。
- 既存雪止め撤去完了して、軒先唐草を設置していきます
- 既存の棟包みと既存の雪止めを完全撤去して新規ルーフィング(防水紙)を設置していきます
- 新規雪止めを取り付けていきます。
- 棟周辺納まりです。
- 下から屋根材を設置していって、上段になると、棟を取付けます。
- 新規棟板の設置完了
- 新規換気棟の設置
ビフォー→アフター(工事前→工事後)
工事後の全景写真
- 工事後の屋根全景写真です。