台風で屋根が飛んだお宅の現地調査と応急措置、葺替工事

強風で瓦破損した屋根の雨漏り防止の応急修理の工程写真です。

屋根瓦破損・雨漏り防止の応急修理


現場の状況と経緯
  • 練馬区内のお客様から春の強風で瓦が破損したので一度、見て欲しいと依頼を受けましたので、現場調査させて頂きました。
  • お客様からお話をお伺いしましたら、貸家みたいで数年前の台風の時も瓦を差し替えたりしたようです。
  • その後、ところどころ、雨漏りしてるらしく、修理の方法としましては、①既存の屋根瓦を撤去して野地板から全部葺き替える、②雨漏りしている瓦を仮撤去して、野地板やルーフィングを張り替えて瓦を再設置する、の2つの提案を最初は考えてました。
  • ところが、お客様とお話を進めると、あと2年~3年で引っ越すかもしれないとことと、大家さんが数年後、どうするかわからないとのことですので、今回は③屋根のシート養生、を提案させて頂きました。
  • 今回は平屋なので、足場などがいりませんし、敷地が比較的、広いので通常の二階建てより、かなりコストを抑えることができました。

現場の状況


瓦の破損状況
瓦の破損状況

  • 強風で瓦がずれて破損しています。こういった被害の場合に、間違えなくいえるのが、「火災保険に加入されていれば、修理費用は捻出できた」事案です。
  • 但し、保険会社が認定してくれる修理費用は瓦が破損してる部分だけですので、実際の修理費用は賄えないことがあります。


応急修理完了
応急修理完了

  • まず、防炎シートを屋根の上に敷いて、押し縁を1200×900で設置します。
  • そして、土嚢袋を設置していきます。(この土嚢袋は特殊で2年から3年耐用します。通常の土嚢袋だと二重にしても、紫外線で傷んで半年ぐらいで破れることがあります。)
  • 私も2016年4月14日に起きた、熊本地震で実家の瓦の養生を行ったときに当初は普通(白い)の土嚢袋を使用しましたが、半年で破れて使いものになりませんでした。


屋根塗装と外壁塗装を一緒にされた実例(東京都)



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