外壁塗装・屋根塗装

外壁塗装・屋根塗装の全工程の写真と説明です。

外壁塗装・屋根塗装(東京都練馬区での事例)


外壁塗装・屋根塗装
施工前・施工後
施工前(南側)・施工後(南側)
  • 今回は練馬区東大泉のとても環境のよい閑静な住宅地です。駅から割と近いこともありまして、近隣には商店街も近く、少し行くと割とにぎやかなところがあります。閑静な住宅地と商業地の間ぐらいの街並みです。築20年以上で、屋根は一番上はFRPの防水で斜めの屋根はコロニアルです。外壁はボードサイディングです。メンテンスは10年以上前にやられているようです。ご注文を頂いたきっかけは、1年半前に近隣で雨樋の交換工事を行って、ちょうど施主様の雨樋が大雪で破損したのをおみかけしたので、お声をかけさせて頂きました。
  • 今回は外部足場をかけて(近隣が接してましたので、単館足場でおこないました)、当然、飛散防止シートを張りまして(近隣のお宅に水や塗料が飛散しないように)、屋根は高圧洗浄をおこなって、養生(マスキング)をおこなって、①プライマー→②中塗り→③上塗りで仕上げていきます。外壁も高圧洗浄をおこなって、養生(マスキング)をして、①プライマー→②中塗り→③上塗りで仕上げていきます。屋根の色は通常通り、汚れが目立ちにくいように黒色を提案しました。外壁の色は明るくされたらいかがでしょうか?と提案しまして、日塗工の品番から選んで頂きました。せっかく塗装するなら、色は替えられた方がいいと思いました。雨樋は西側の軒樋が大雪で破損が大きく、東側は調整で納まりそうでしたので、屋根の西側の雨押えは風で浮いていたので下地の垂木から撤去・交換しました。
施工前・施工後
施工前(北側)・施工後(北側)
  • 近隣のお宅とかなり隣接していたので、近隣挨拶のときにご迷惑をけけるので、菓子折りを持参してご挨拶に伺いました。前に塗装した業者さんが少しご迷惑をかけたとお伺いしたので、最新の注意を払っておこないました。特に飛散防止シートは2重にしたり、養生シートやブルーシートを部分的に張ったりしました。
  • お客様も近隣の皆さまに大変気を使って頂いたので、御近隣の皆様も私たちに大変よくしてくださいました。向かいの近隣の方は家の前に車を止めていいですよと、快く言っていただいて大変助かりました。近隣には駐車場がかなり少なく、近所のいなげやの有料駐車場しかなかったです。いなげやの駐車場も8時半に並ばないと駐車できない有様で、駐車場激戦区でした。そういった中で、止めさせて頂きましたので、感謝、感謝です(*^。^*)。施主様も10時と15時に職人にお茶をだして頂いて、大変恐縮しました。
  • お隣の奥様がとても面倒見の良い方で、施主様と親しいこともありまして、基礎のモルタルが剥離してるところもやったほうがいいんじゃないかと助言されたそうですが、私から「今回は基礎部分ですので、足場がなくてもできますので、いつでもいいですよ。後日でもいいのではないでしょうか」と、アドバイスしました。優先順位は、せっかく外部足場をかけるわけですから、普段修理しづらい屋根の上を重点的に修理をお勧めしました。正直、基礎も修理するに越したことはないのですが、いつでもできるのでと申し上げました。
  • 施工後、お客様も大変喜んでくださいました。外壁の色が明るくなり、とても満足していらっしゃいました。
  • とにかく、近隣の皆さまが大変よくしてくださいましたので助かりました。こちらもかなり配慮しながら作業させていただきました。


屋上施工前
屋上施工前

  • 屋上施工前です。長年の日光に紫外線により、表面がかなり劣化しています。施主様から聞いたのですが、もともと建築時は、屋根はもっと高かったらしく、途中で事情があって、急遽低くしたらしいです。


屋上施工後
屋上施工後

  • 施工後で、仕上がりがかなり良いです。 光沢がでて、質感が理想的です。


雨押え
雨押え

  • 雨押えが風で浮いてる状態です。このまま放置したら、大風の時に雨押えが飛ぶ可能性があります。かなり危険な状態です。 雨押えも棟板金と同様、長年の結露・雨水で中の垂木が劣化して、破損の原因になります。足場がないと修理できない箇所ですので、屋根・外壁塗装時に浮いてないか点検して、異常があるようでしたら、撤去→取替をお勧めします。点検する時のコツは、棟板金の場合は両手で棟の隙間を持ち上げて、少しでも浮き上がるようでしたら交換の目安です。持ちがるということは下地の垂木が結露・湿気で劣化して、破損していると思われます。それと、既存の釘が浮いてないか確認します。
  • 大屋根の既存の雨押えは雨水がかなり当たるところなので、よく見ると、かなり錆がでてます。ただ、取り替えるほど傷んでないようなので、ケレン→錆止め→塗装でいいと思われます。
  • 余談ですが、ケラバ・破風は雨水が当たるので屋根でも傷みやすいところです。寄棟の屋根でしたら、軒先唐草は比較的、傷みやすい箇所です。


屋根の屋上から撮影した施工前の写真
屋根の屋上から撮影した施工前の写真

  • 屋根の屋上から撮影した施工前の写真です。これだけ屋根勾配が急でしたら、大雪のときに軒樋に負担がかかります。コロニアルもかなり劣化していますので、今回は葺き替えを行うほど傷んでませんが、高圧洗浄→①プライマー→中塗り→上塗りを行います。あまりにも既存のコロニアルの劣化が激しいようでしたら、既存のコロニアルはそのままで、上から金属屋根を張替えほうがよいです。通常の雪ですと、既存の雪止めで差し支えないですが、やはり大雪が降った場合はかなりの荷重が軒樋にかかるので、今回は既存の雪止めを活用してアングル式の雪止めを取り付けました。余談ですが、2014年2月14日の大雪は、かなり湿った雪で、直後に雨が降ったのでかなり軒樋に負担がかかったようです。いろんな複合的要因が重なって軒樋が破損したみたいです。
  • 屋根足場もかなり急勾配ですので組みづらかったみたいです。ちなみにですが、2階建の足場に慣れていますと、たまに3階の外部足場に登ると足が震えることがあります。3階は意外と高いです。以前、屋根の葺き替え工事中に軽い地震があったことがありまして、その時は観念しましたが。苦笑。


屋根塗装の施工前の写真
屋根塗装の施工前の写真

  • 屋根塗装の施工前の写真です。屋根勾配があるせいか、雨の抜け道がきれいに抜けてるようです。ということは、雨漏りしぬくいということです。表面は破損、割れてるところなど無いようです。この状態でしたら、①高圧洗浄→②プライマー→③中塗り→上塗りでいいでしょう。
  • コロニアルも新築時に、下地が悪いと屋根の乗っただけで、屋根が割れることがあります。そういう場合は、上から金属屋根を張り替えても根本的な解決にはならないので、費用はかかりますが既存のコロニアルを撤去して、下地からやり直したほうがいい場合が多いです。
  • 余談ですが、これだけ屋根勾配がきついと、激しい雨が降っても、逆に雨が進入してくることもないので雨漏りはしにくいのですが、屋根勾配がかなり緩いと、雨の降り方や風の吹き方によっては雨漏りしやすいのです。


新規雨押えを設置完了
新規雨押えを設置完了
新規の雪止め

  • 新規雨押えを設置完了の写真です。既存の雨押えを丁寧に撤去して、下地の垂木も撤去して、新規垂木から入れ替えます。新規雨押えを設置・取り付けしていきます。なかなか点検しづらいところでもありますし、劣化したら修理しづらいところなので、今回、修理・取替して正解でした。塗装屋さんでしたら、費用を抑えるため、釘で止めて補修ぐらいで済まされそうです。
  • 新規の雪止めです。既存の雪止めを活用してアングル式の雪止めを丁寧にしっかり止めていきます。これで、水分が多い大雪が降っても、ある程度大丈夫です。


外壁塗装の施工前
外壁塗装の施工前

  • 外壁塗装の施工前です。ボ―ドサイディングにチューキング現象が発生してます。わかりづらいですが、窓枠のボードサイディングが少し割れます。どうしても、ボードサイディングは長年の日光による(紫外線による)劣化で塗膜が劣化して、地震などの影響でクラックが入っていきます。ただ、割と地震には強い構造です。
  • たまに、ボードサイディングが浮いたりしてるお宅がありますが、下地の垂木や胴縁がしっかりしてないケースがあります。
  • 余談ですが、三階建てで、軒天、屋根の雨押えなど熱気を抜く開口がないので、夏場はかなり三階のお部屋は暑いと思われます。
  • 破風の幅が狭いので、どうしても大雨のとき、雨水が外壁や軒裏に当たりやすいです。
  • あと、ボードサイディングの版間目地のシーリングは今回、予算の都合や比較的傷んでなかったので、撤去→打ち替えしませんでしたが、シーリングは傷んでる場合は、撤去→新規打ち替えをお勧めします。


既存玄関の上、施工前の状況
既存玄関の上、施工前の状況

  • 既存玄関の上、施工前の状況です。屋根が破損したりはしてませんが、塗膜が劣化して、かなり傷んでます。ケラバ破損してないようです。
  • 雨戸・戸袋は今回、割ときれいですので、高圧洗浄で丁寧に洗浄すればいいと思われます。もちろん、戸袋・雨戸も塗装してもいいです。
  • 余談ですが、当社は高圧洗浄の時に外部の窓ガラスも丁寧に洗浄します。2階の部屋の窓ガラスはなかなか、きれいに洗えないので結構、施主様には喜んで頂きました。(*^。^*)
  • 業者さんによっては洗浄しないようですので、確認したほうがいいと思われます。


玄関上の霧ヨケ、塗装完了
玄関上の霧ヨケ、塗装完了

  • 玄関上の霧ヨケ、塗装完了です。既存のケラバの釘も特に浮いてる箇所はなかったですので、①高圧洗浄→②プライマー→③中塗り→④上塗りです。今回はそんなに劣化してませんでしたので、塗装で済みましたが、あまりにもコロニアルの劣化具合が悪い場合は、既存のコロニアルをそのままの状態で、上から板金でかぶせるカバー工法をお勧めします。カバー工法のメリットは、次回のメンテナンスの時によっぽど傷んでない限り、塗装をする必要はないと思われます。
  • 雨押えは傷んでませんので、塗装で納めました。比較的、傷んでなかったので安心しました。


雨樋取替施工前
雨樋取替施工前

  • 雨樋取替施工前の写真です。わかりづらいですが、大雪で軒樋がかなり変形してます。金具はかろうじて使用できそうですので活用しました。本当は金具の間隔が45.5センチ間隔ではないので、撤去・打ち替えか、既存の金具の間に金具を補強で入れてあげた方がいいのですが、今回はアングルの雪止めを取り付けので、大雪が降ってもアングルで大幅に止められるだろう思われます。
  • ちなみに、大雪で軒樋が変形していた為、泥がかなり沈殿してるようなかんじでした。
  • 新規の樋の色は今回は黒にしました。取り替えてない箇所は黒で塗装しました。


アナログアンテナの撤去
アナログアンテナの撤去

  • 屋根に設置してあった、既存のアンテナもアナログアンテナのため、今、外れかかってるわけではないのですが、外部足場を掛けたときでないと、なかなか撤去できないので、この際、アナログアンテナも撤去させて頂きました。外部足場が設置してあったので比較的、作業はやりやすかったのですが、通常外部足場がない場合は怖くてアナログアンテナの撤去作業はできないです。
  • 余談ですが、屋根勾配がかなり緩く、2階建てであれば二連梯子でアナログアンテナの撤去は比較的、容易にできます。ただ、よくアナログアンテナを撤去されてないお宅もまだまだありますが、アナログアンテナが外れそうになったりしてる場合を除いては特に撤去する必要はないと思われます。(どうしても、特に気ならなければそのままでもいいです)


塗装する前
塗装する前

  • 塗装する前の施工前の写真です。窓枠周辺のボードサイディングが割れてます。地震の影響??でしょうか? 窓枠の周りは、比較的ボードサイディングの周辺のクラックが入りやすいです。
  • 余談ですが、外壁がモルタルの場合はクラックの入り方が変わります。モルタルの場合がもっと細かく入ったり、大胆に亀裂が入ることもあります。それと、地震の時にクラック・ヒビが入りやすい箇所は、窓周りや開口部分です。開口部が少ない体力壁はクラック・ヒビが入りづらいです。




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