西東京市|ドローン屋根点検と葺き替え工事
西東京市の新規お客様から、2019年の9月8日~9日に関東に上陸した、台風15号で屋根が飛ばされたので、屋根を見て欲しいとの依頼を受けましたので、現場調査に伺いました。西東京市は練馬区の隣で比較的近いので、よく伺う地域です。現場に到着して、いつもにように最寄りの警察署に連絡して、それからドローンを飛ばして屋根を上空から撮影しました。築40年以上の木造建築のお宅で、屋根が瓦棒葺きで、外壁がモルタルのお宅です。外観を見る限り、メンテナンスはほとんどされてないように見受けられます。
被害状況ですが、瓦棒葺きの屋根が西側の屋根の一部が破損して、野地板まで見れるのが確認できます。修理方法としては、既存の瓦棒を撤去して、野地板、新規ルーフィング、新規の瓦棒葺きを設置する工事を提案させて頂きました。お客様と詳しくお話させて頂いたところ、火災保険に加入されてるとおっしゃったので、損保会社に事故報告をいれて頂きました。
ちょうどその当時、当社も工事が混み合ってましたし、保険会社の審査から修理費用が下りるまで、二週間から三週間程度、かかりますので、お客様にも応急処置をやらせて頂いて待って頂きました。修理費用が降りてからお客様と修理見積りを作成して、詳細打ち合わせをさせて頂きました。
契約頂いてからは、まず近隣にご挨拶をしまして、足場を組み、工事に入らせて頂きました。
既存の屋根(東側)ですが、幅にすると455×3×2500ぐらい破損しています。
通常の風災ですと、棟包みが風で外れることが多いのですが(棟包みの下地は木下地なので、長年の熱膨張や湿気で釘が外れやすくなります)、今回は屋根(どぶ板)が外れてます。東側からの風が相当、強かったことが想像できます。
拡大した写真です。野地板まで、きちんと確認できます。野地板の裏にはすぐ天井板や屋根垂木があるので、直接、雨水が侵入すると大変な被害になります。
完了写真です。既存の屋根を全面撤去して、新規でラーチ合板12mmを設置して、新規でルーフィングを設置して新規瓦棒屋根を葺いていきました。工事自体は、職人さんを大勢入れさせて頂いて、割と短期間で完了することができました。
ちょうどその当時、台風シーズンでしたので、さらに大きな台風が来る前に完了することができたので良かったです。
お客様も大変、喜んでくださいました。お客様のご親戚のかたが石川県で塩を作られてそうで、美味しい塩を頂きました。