練馬区|U瓦の経年劣化をドローンで点検

表面の屋根材が劣化してパウダー状に

練馬区のお客様です。以前、2年~3年前に外壁の塗装をさせて頂きました。当社が外壁塗装を行った時には、すでに屋根の塗装をされた後だったこともあり、屋根は塗装しませんでした。その時、外壁塗装で足場を組んだ時に屋根をちらっとみましたが、既存の瓦がU瓦なので、かなり年数も経過してると思われます。U瓦は、おおまかですが7年おきぐらいで塗装したほうがいいと思われますが、塗装は長期間されていないようで、表面の屋根材が劣化してパウダー状になってます。この状態ですと、塗装しても意味がないので、既存のU瓦を撤去して、垂木を設置して、ラーチ合板12㎜を設置して、新規ルーフィングを設置して新規の金属から葺いた方がいいと思われます。お住まいのお客様も外壁塗装をおこなった当時は、局部的には視認できましたが、今回ドローン(Mプランニング01)で上空から撮影した写真を見ると、屋根全体が視覚的にかなり分かりやすいです。

 

地上から見た屋根の形状

地上から見た屋根の形状

地上から見た屋根の形状です。切妻です。既存の屋根材がU瓦ですので、U瓦の下は瓦棒葺きだと思われます。

実際、足場からちらっとみましたが、屋根を塗装した業者が作業時に屋根に登った時に、U瓦を踏んで割った箇所が数か所ありました。

基本的に、これだけ傷んでるU瓦は登っては絶対だめです。塗装ではメンテナンスできないですし、もし台風などで瓦が飛ばされた時に応急修理をする場合には、(施主様の了解を得てからの前提になりますが、)U瓦を撤去して、葺き替える前提で応急修理を行うことをお勧めします。

 

お住まいのお客様のほとんどは、自分の住んでる屋根は見ないし、見えないわけです。たまにお客様からお聞きする話ですが、近所に来た屋根業者から『お宅の屋根は傷んでますよ』とか言われると心配になり、私どもに現場調査を依頼されるケースが多々あります。

実際、ドローン(Mプランニング01)を飛ばして、写真撮影して確認してみたら、特になんともなかったこともよくあります。ただ、ドローンを活用以前は梯子で屋根の登って、カメラで撮影してお客様に確認してもらってましたが、ドローン(Mプランニング01)を活用した場合はiPadで操作するので安全性も高いですし、お客様も屋根全体から細部まで写真を見れば視覚的に屋根の状況を理解できます。ドローンに搭載したカメラによる高解像度の写真は、iPadで自由に拡大できるので、お客様にもかなり好評で喜んで頂いてます。

 

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