ドローンからの屋根の点検・調査(練馬区の事例)
練馬区で屋根の点検をした時のドローンからの写真です。
築20年~25年前後で、新築から一度もメンテナンスされてないとのことで、正直、不安がありましたが。。。
まず、ドローンを飛ばす前の確認事項です。ドローンはGPSを受信して動く仕組みになっているので、周辺に高圧送電線があったり、電信柱が密集していないか確認します。
都内は割と、敷地が狭いお宅が多いため、かなり気を付けて運用しないといけません。
まず、ドローン(Mプランニング01)を組み立てます。
カメラカバーを外したり、プロペラを取り付けたりします。スイッチを2回押して(1回は軽く、もう1回は長押しする)、コントローラーも同じように、軽く一回と長押しを一回押します。
それからドローン(Mプランニング01)がGPSを感知するのに、5分~10分かかります。
すると、iPadの画面に次のような確認事項が表示されます。
①平らな場所にドローンが置かれてるか?
②プロペラはきちんと設置してあるか?
③上空に障害物はないか?
④緊急時にコントローラで操縦できるようになってるか?
これらの確認事項が出てきて、それぞれ確認・チェックしたら、準備完了。
まず、地上1mの高さまで浮上させ、少しホバリング。
そして高度30mまで、ドローンを上空に上昇させます。(これらは自動的にプログラムされてます)
それから、点検したい屋根の位置に移動させて撮影開始です。
まずは30m上空で一枚屋根の全景を撮影します。
それから、安全を確認して、徐々に20m上空まで高度を下げていきます。20m上空で1枚撮影します。屋根の破損状況は上空20mで明確にわかりますが、例えば、雹(ひょう)災で付いた屋根の傷は、上空20mではわかりづらいです。そこで、ここからは1m~2m単位で慎重に高度を下げていきます。
ここで気を付けないといけないのは、屋根の上にアンテナなどが設置してある場合、アンテナを固定してあるバンセンが触れない範囲で高度を下げていかないといけません。最初は上空30mで1枚、上空20mで1枚で撮影することをお勧めします。
撮影が終了したら、着陸準備をします。一旦、上空30mまで、ドローン(Mプランニング01)を上げます(移動位置の洗濯範囲を広めに選択できるようにするため)。着陸予定位置を仮ぎめして、着陸予定位置にドローン(Mプランニング01)が移動したら、一旦、着陸予定をキャンセルして、高さを徐々に下げていきます。そして、正式に着陸位置を決めて、着陸させます。着陸をさせたあとに気を付けないといけないのは、ドローン(Mプランニング01)の電源を切るときに必ず、iPadに撮影した写真を記録、取り込みをしてから電源を切るようにしないといけないことです。
↑マウスオーバー(スマホはダブルタップ)で拡大表示します。
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