練馬区|ドローン写真-換気棟設置ビフォー/アフター

2018年の9月30日から10月1日にかけて、関東を通過した台風24号の被害で11月に葛飾区のお客様から大屋根の棟包みが飛んだので現場調査と応急修理の依頼を受けました。
とりあえず、お客様に風災事故ということで、火災保険を活用するようにお勧めしました。
後日、現地へ棟包みの応急修理に伺いました。応急修理も2人で行いましたが、とにかく11月で風が強く、しかも3階の大屋根でしたので困難な作業でした。
その後、お客様から、無事、火災保険が降りたとの連絡が入りまして、本工事をやらせて頂くことになりました。年明けに、既存の棟包みの棟板を撤去して、新規の棟板を設置し、棟包みの取替え工事をやらせて頂きました。
それと、3階ですから夏場は部屋が暑いと思いましたので換気棟を設置しました。換気棟を設置することによって、屋根裏にこもった熱気を抜いてあげて、3階の部屋の温度が幾分かですが下げる効果が期待されます。熱気を抜くことによって、屋根の持ちもかなりよくなることが期待されます。

棟包みが風でめくれて変形

棟包みが風でめくれて、かなり変形してます。下り棟包みは上から下に水が流れるので、傷みやすい傾向にあるのか、風が打ち付けやすいのでめくれやすいのかわかりませんが、明らかに、平場の棟包みより、下りの棟包みが風でめくれる傾向があります。わかりづらいですが、棟板も傷んでいます。おそらく、全体的に棟板は水分を吸って、傷んでると思われます。

三階建ての応急修理

三階建てですので、通常は応急修理を行うことはかなり大変です。通常、一般的な二連梯子では、二階建ての大屋根しか登れないので、三階建ての大屋根はなかなか応急修理はできません。今回は三階建てですので、三階用の梯子もっていき、二人で応急修理をおこないました。

応急修理の完了写真

応急修理の完了写真です。局部的な写真なので、私達みたいな業者や業界(保険会社鑑定人、工務店)はわかりますが、一般のお客様は局部的すぎてやはり、ドローンで撮影したほうが全体的にイメージがつかみやすいと思います。

ドローン屋根写真1902_001

(マウスオーバーまたはダブルタップで拡大)

今回は、風災による棟包みの交換でしたので、他の屋根や雨樋は一切、手をつけませんでしたが、次回、外装で改修工事を行うときにと思いまして、ドローン(Mプランニング01)のカメラの角度を変えて、雨樋や、下屋根の写真を撮影しました。画像の解像度が良いため、かなり鮮明に映ります。

ドローン屋根写真1902_003_zoom

工事前:応急処理後
マウスオーバーかダブルタップで拡大

 

工事後(換気棟設置)

工事後(換気棟設置)

 

黄色で囲んだ部分が換気棟を設置した箇所です。