練馬区|ドローン写真で屋根の葺き替えの見積り

練馬区内のお客様からタウンページを見て、屋根の葺き替えの見積もりをだして欲しいと依頼を受けましたので、現場調査に伺わせて頂きました。

問い合わせを頂いた動機が、次のようなお話でした。訪問販売で来訪した某リフォーム会社から屋根の葺き替えの見積もりを取られたらしいのですが、お客様は年度末近いため、出来るだけ早く工事をやりたかったようなのです。しかし見積をとった会社からは、かなり先にならないと工事はできないと言われたので、そこで当社に問合わせをされた、とのことです。

お客様のお宅は建築年数35年~ぐらいのお宅で、屋根の形状は切妻。ハト小屋が二ヵ所ある、大変モダンな屋根です。屋根の材質はスレートでおそらく、カバー工法で葺き替えるといいと思われます。

比較的、敷地が広いお宅でしたので、ドローンで屋根を撮影しやすいかと思われましたが、若干、風があったので、離陸の時かなり気を使いました。屋根はしばらくメンテナンスされてない様で、そこそこ傷んでました。雨樋も雪で変形してるようで、取替が必要と判断されます。おそらく、雨樋は火災保険に加入されてたら、修理費費用が出る可能性が高いと思われす。

ドローンを活用する最大のメリットとしては、極端な話「ドローンで撮影した写真」に尽きます。屋根全体を写真で見れるので、客観的かつ正確に屋根の葺き替えの見積もりを出せます。しかも、ズームアップすれば屋根の詳細な傷み具合がわかるので、火災保険の鑑定にもってこいです。家に住んでるお客様がご自身で屋根を上からご覧になった経験はなかなか無いと思いますので、かなり説得力があります。屋根調査で屋根に登る職人さんは、勾配がきつい屋根ですと大変危険ですが、ドローンなら安全です。

アパートを所有されてる、オーナーさんも年に1回、あるいは2年に1回くらいの頻度で屋根の定期点検を行えば、風災害、雪災害、雹災などで、屋根・雨樋が破損した場合でも、立派な証拠写真になります。ここ最近、毎年のように災害が続いています。2018年10月1日の台風24号や2017年の雹災など、災害時の修理費用を保険でカバーしたいアパートオーナーさんは検討されることを私はおすすめいたします。

ドローン写真のメリット

南側をドローン撮影した写真

 

南側を撮影した写真です。ベランダのポリカーボンの庇があるので、こういった条件ですと、南側からは梯子では登れないです。しかも、軒樋は雪で変形してるので、梯子掛けた場合、雨樋を変形させるおそれがありますので、ドローンで点検をおこなったほうがメリットが大きいです。それと、南側は勾配がかなりきついので、かなり危険だと思われます。

北側から撮影した写真

北側から撮影した写真です。やはり、日当たりが悪いせいか、苔が生えてます。北側南側に比べて勾配がゆるいです。北側から梯子を掛けて登れないことはないですが、敷地が狭いため、梯子がかけにくいと思われます。