練馬区|雨漏りと台風24号、ドローン写真

2018年の9月初旬に練馬区内在住のお客様から、雨漏り修理の問い合わせを受けました。
現場調査に伺いましたが、もともと、大雨が降るときも、三階ベランダ部分の部屋の天井から雨漏りするらしく、三階部のベランダだった所に屋根を葺いてあるようです。断定はできませんが、経験的にそこの屋根の笠木に水が溜まって、雨漏りしてるのではないか?と考えられます。雨漏り調査では、雨水の侵入経路を予測しながら、可能性がある箇所を一箇所ずつ、潰していきます。

調査後しばらくして、雨漏り修理をお客様に提出しました。すると、2018年9月30日~10月1日に関東を通過した台風24号によって、アンテナが倒れて、コロニアルの屋根に傷が入りました。まさか、台風がくると思ませんでしたので、当然、偶然でありますが「風災」扱いで、保険会社に事故報告をして頂いて火災保険の申請をしました。
ただ、当初は2018年内の工事をおこなう予定でしたが、結局、当社の都合で越年することになりました。無事、工事が完了して大雪の季節の前に引き渡しができて良かったです。

練馬区台風24号の前の状況

打ち合わせさせて頂いた時期が2018年9月の末ぐらいでした。まだこの時は台風24号が通過前でしたので、アンテナがきちんと立った状態です。まさか、この数日後に台風24号でアンテナが倒れるとは思いませんでした。しかし、この写真のおかげで、保険会社に提出する資料として打ってつけの写真資料となりました。

三階のベランダにあたる部分

三階のベランダにあたる部分に屋根を葺いてます。先端部の笠木に水が滞留して、日光で経年劣化した変成シリコン接合部付近から雨漏りしてる可能性があるので、屋根を上から葺き替えることをお勧めしました。

ドローン屋根写真1902_002_zoom

(マウスオーバーまたはダブルタップでズーム)

台風24号が通過後に上空(20m~25mぐらい)からドローン(Mプランニング01)で撮影した写真です。解像度がかなりいいので、瓦棒の部分の雹の傷も鮮明にわかります(ズームアップにて)。それと、軒樋の変形も鮮明に確認できます。もちろん、アンテナが倒れてる箇所も鮮明に撮影できてますし、コロニアルの破損個所も鮮明にわかります(ズームアップにて)。

新規の屋根を葺き替えた箇所

新規の屋根を葺き替えた箇所です。これで、大雨が降って、雨漏りしなければ良いのですが。とにかく、雨漏りは一回の処置で止まることはないので、長いお付き合いなるケースが多いです。それと、元々、雪止めが設置してなかったので、新規で雪止めをとりつけました。お客様も大変、喜んでくださいました。