練馬区|ドローンと赤外線による屋根点検

練馬区内のお客様から、部屋内に雨漏りをしてるとのことで、現場調査の依頼を頂きました。二年前に大屋根を葺き替えさせて頂いたお客様で、今回は西側の外壁の雨漏りの調査です。今回はできるだけ客観的に確認するために、ドローン(Mavic2)を活用して、赤外線での調査をおこなってみました。

そうしましたら、目視だけではわからなかった結果がわかりました。びっくりしたのが上空から見た、ベランダの防水の傷み具合です。一見、塗膜がはがれてるくらいかな、と思いましたが、明らかに表面温度が低いのです。そこで、(青色)防水は早めに工事したほうがいいと判断しました。西側の外壁は一見、問題ないように見えましたが、赤外線画像で見てみると、水路が縦方向にくっきり見えてます。これには大変、驚きました。

やはり、赤外線による調査は表面温度の高低差がはっきりわかるので屋根や外壁の傷み具合を可視化することができます。お客様に対しても、専門的な説明よりも、赤外線画像をご自身の目で見てもらって、実際に原因を確認して頂くことで、喜んで頂けると思いました。

ベランダを上空から撮影した写真

ベランダを上空から撮影した写真です。
ベランダの突端の塗膜が明らかに剥がれてます。

ベランダを上空から赤外線で撮影した写真

ベランダを上空から赤外線で撮影した写真です。
青い箇所が、表面温度が低い箇所です。
塗膜がはがれてる箇所が温度が低いと思われます。右側にブロックを置いてある箇所も青色ですので、塗膜がかなり傷んでると考えられます。

ベランダを斜め上空から撮影した写真

ベランダを斜め上空から撮影した写真です。

ベランダを斜め上空から赤外線で撮影した写真

ベランダを斜め上空から赤外線で撮影した写真です。
青い箇所が、温度が低い箇所です。
赤い箇所が比較的、表面温度が高い箇所です。
雨樋の付近がかなり温度が低いのと、ベランダの突端、付近も温度が低いです。

西側外壁を斜めから撮影した写真

西側外壁を斜めから撮影した写真です。
施主様に依頼されて、室内から雨漏りを確認した箇所です。一見、なんともないように見えますが、赤外線で見てみると。。。

西側外壁を斜め上空から赤外線で撮影した写真

西側外壁を斜め上空から赤外線で撮影した写真です。
青い箇所が、温度が低い箇所です。
雨漏りしてる水路が縦方向と横方向(木下地を通じて、水路ができていると思われます)に青色をしているので水路の箇所がわかります。
雨樋付近も温度が低いので雨樋付近が雨漏りしてる可能性もあります。