練馬区|ドローン屋根点検と屋根補修・塗装
練馬区のお客様から3月の終わりに、屋根の点検、工事見積り依頼が来ました。事情をお伺いしましたら、近所で工事してる業者(工務店かリフォーム業者と思われます)から、屋根が外れてるので、見てもらったらしく(業者から声をかけてきたらしく)、現場調査・見積もりを頂かれてようです。
業者が言うには、屋根が外れているとのこと(お客様はかなりおおげさに聞こえたらしですが)。
実際に写真も頂かれたようですので、私が拝見したところ、棟の突端部が一部外れてるか、瓦がめくれてるようでした。我々業者側は、写真みればなんとなく、どこが破損してるかはわかりますが、普通のお客様にはそれは難しいと思います。ただ、この業者さんもおそらく、不安をあおるつもりで撮影したわけではないのかあなと感じましたが、一般のお客様には、判断しにくいと思いました。
それで、ドローン(Mプランニング01号)を飛ばして、上空から撮影しました。ちょうど春先で、風が少し強い日でしたが、どうにか2枚だけ撮影させて頂きました。
軒先の棟瓦が風で外れたので、当然、火災保険を活用できる事例です。今回は当初、葺き替えをお勧めしましたが、棟全体の瓦をいったん外して、面戸と強化棟にあたる部分を完全撤去して、一から強化棟を作り、既存の棟瓦を設置して水シャット(面戸)を詰めて仕上げていきました。それから、乾燥を待って、屋根全体を高圧洗浄機で水洗いして、3回塗装しました。
業者によっては、よく、足場を組まないで、棟の積み替え、屋根の水洗い、塗装を行う業者もいるらしいですが(本当にいるようです)、足場はかなり重要です。作業員の安全も一番ですが、細心注意を払って工事はしていても、万が一、屋根から道具や部材を落としたりして、ご近所の車や所有物に被害がでたりしたら大変です(工事賠償の保険に入ってるいっても)。それと、屋根の水洗いを行うときに近々のお宅に飛散することもあります。
拡大した写真です。棟の突端部の瓦が、風でめくれて外れてます。おそらく、強化棟部分のあたる桟木も水が廻って腐食してると思われます。
平瓦が外れた箇所です。
棟の積み替え作業です。
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下塗りの状況です。
下地がセメントなので、下塗りの段階でかなり塗料を吸うので丁寧に塗布していきます。
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塗装完了写真です。ドローンで上空から撮影しました。
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