北区で屋根の応急修理とドローンから現場写真・点検
北区のお客様から応急修理と現場調査の依頼を受けました。
2018年9月30日(日曜日)~10月1日(月曜日)にかけて、関東を通過した、台風24号の被害で屋根の一部が飛んだしまったのだそうです。
屋根に登って確認すると、瓦棒屋根の一部(ケラバ部分が)剥がれていました。幸い、ご主人様が自分で屋根に登って応急修理をされたらしく、雨漏りは辛くも防いでましたが、やはりきちんと応急修理をしたほうがいいと思ったので、一旦撤去して、ブルーシートと押し縁を使用して、再度、応急修理をさせて頂きました。
<屋根の破損状況>
<ブルーシートで応急処理完了・葺き替え施工前>
おそらく屋根の新築以来、メンテナンスはされていないようです。というのも、全体的に錆がでてまして、瓦棒の芯木も腐食してるようで、撤去して新規取替しないといけないと判断しました。(定期的に屋根を塗装していればかなり大丈夫ですが)
ご主人様には屋根の葺き替えを提案させて頂きました。
実際のところ、台風が来たために、本工事にはなかなか取りかかれない状況でした。これで果たして応急修理がきちんと持つのか心配な面もありましたが、後日、お見積りを提出させて頂いたのち、お客様から工事依頼を正式に頂いて、着工させて頂きました。
幸い、火災保険に加入されていたので修理費用の一部は出ましたので良かったです。
工程としてはまず、既存の棟と腐食してる芯木を撤去して、新規の芯木を入れかえて、上から新規の瓦棒を設置しました。
また、南側の波板も破損してましたので、撤去して張替えました。
<ドローン飛行開始前にGPSのチェック>
ドローン(Mプランニング01)をまず、ランデングパットを設置して、離陸位置と着陸位置を決定します。
<上空30mまで上昇中のドローン>
ドローン(Mプランニング01)を起動させて、コントローラーで操作して、上空30mまで上昇。移動させて、上空20mまで徐々に高度を下げて、上空20mから一枚、撮影します。
この一連の操作をiPadで出来るのがかなり手軽です。
<ランデングパットに着陸>
ドローン(Mプランニング01)を飛ばすときに気を使ったのが、周りが住宅地で道路幅がせまいので、電線なども多くあり、GPSが受信しにくくったりするのと、ドローン(Mプランニング01)が離陸時に電線に触れないように気を使います。
(マウスオーバーで拡大。スマホはダブルタップで拡大します。)
仕上がり具合が鮮明に映っており、撮影した写真をiPadで施主様に見せたら大変喜んでおられました。
実際、施主様は屋根の上に一般的に登れないので、こういった屋根全景を視覚的に見せることは大変、意義深いと思いました。