大規模の屋根修理工事

雨漏り応急措置と屋根修理工事の全工程の写真と説明です。

雨漏り応急措置・屋根修理工事


概要
  • 2016年1月末のまだかなり寒い時期に電話で問わせがありました。お電話がかかってきたのは、宮城県で病院を経営されている方で、三分の二分以上、屋根が吹き飛んでいるとのことでした。
    当社のホームページをご覧になって、火災保険が適用され爆弾低気圧で破損した分は修理費用が火災保険からでることがわかったらしく、相談にのって欲しいと依頼を受けたので、とりあえず、現場調査に伺うことにしました。
  • ご主人様から話を伺うには、2012年4月3日の爆弾低気圧に起因する強風で、三晃式芯木なし瓦棒根が飛んだようです。その時の気象条件を調べてみると、夕方から2012年4月4日の午前中天気が大荒れになり、2012年4月4日、西南西の風が最大瞬間風速33.2mを記録しました。そのため、病院の三分の二の芯木無し瓦棒の屋根が吹き飛んだみたいです。 2012年4月3日の爆弾低気圧で被害を受けた屋根をとりあえず、応急処置をしたそうです。当初はブルーシートで養生して、土嚢袋をこまめに載せたりしていたらしいですが、それでも土嚢袋が紫外線で破れて、土嚢袋から土が飛び出て、ブルーシートが強風で飛んだりしたみたいです。とにかく、病院内にも相当雨漏りしたらしく、先生も大変御苦労されたようです。ちなみに、地元の塗装業者さんに頼んで、ウレタンで防水して、雨漏りを防ごうとしたみたいですが、結局、費用だけがかさみ、雨漏りはとまらなかったみたいです。
  • お話をさらに詳しくお伺いしたら、ブルーシートと土嚢袋が置いてあるそのままの状態になっているとおっしゃったので、1月28日(木曜日)の朝に新幹線に乗り、タクシーに乗り継いで現地へ調査に伺いました。現地到着後、ご挨拶して、さっそく屋根に登らせて頂きました。病院は築推定35年~45年ぐらいで、平屋で屋根は三晃式屋芯木なし瓦棒根でRC造りです。東北らしい家の造りで、東京ではなかなか見ない造りです。現場調査を始めました、1月末でしたので、東京も寒いですが、宮城県も吹き下ろしの風が強く、平屋と言えどもさすがに大変でした。たしかに、びっくりしたのが、三晃式芯木なし瓦棒根が三分の二ぐらい飛ばされて、無い状態でした。屋根をみると、既存のコンクリートがむき出しになっていて、防水材(ウレタン?)を塗布した跡があり、おそらく、応急修理で塗布したのか??と推測されますが、それでも心配なので、ブルーシートの上に土嚢袋を屋根に乗せてありました。余談ですが、ブルーシートは確かに応急修理に活用するのは悪くはないですが、ブルーシートを二重にしないと防水効果は期待できないのと、それとブルーシートの耐応年数は1年足らずなので、三か月も経過すると紫外線でかなり劣化していきます。防炎シートを応急処置したほうがかなりよく、効果的です。
  • 現場調査を終えて、とりあえずお話を伺ったら、保険会社に事故報告を入れてるらしく、写真とお見積りを提出することになりました。写真と見積もりは郵送でやり取りすることになり、保険会社から1ヶ月弱でお金が振り込まれたらしく、おおむね、施主様のご希望の金額が支払われたようで、4月15日(金曜日)、再現場調査(細部を詰める)、職人さんと工程の打ち合わせをしました。施主様のご希望でゴールデンウィーク明けにやってほしいと要望を受けたので、ゴールデンウィーク明けに工事に着工することになりました。今回は既存の屋根が三晃式芯木なし瓦棒ですので新規の屋根材も三晃式A号瓦棒葺を使用することにしました。5月7日(金曜日)着工、私は、東京の現場の段取りがあったので、5月9日(月曜日)から、伺うことになりました。


施工前の状況
施工前の状況

  • 施工前の写真です。応急処置でウレタン防水を塗布した跡があります。その上にブルーシートが敷いてあって、土嚢袋が細かく置いてあるようです。


下地調整状況
下地調整
釘の撤去

  • 下地調整状況です。釘が飛び出たりしているところを調整や撤去していきます。


ルーフィング23㎏設置状況
ルーフィング23㎏設置状況
ルーフィング23㎏設置状況2
ルーフィング23㎏設置状況3
ルーフィング23㎏設置状況4

  • ルーフィング23㎏設置状況です。ルーフィング23㎏は通常の屋根の葺き替え工事と同様に、転がすように、流れるように設置して、固定していきます。
  • 細かくタッカーで止めて、風で飛ばないように設置します。
  • オレンジの枠で囲った箇所は、地元の塗装屋さんが応急処置した箇所です。
  • わかりづらいですが、この段階では屋根の上はかなり雑然としています。まだまだ、って感じです。


既存三晃式屋根接合部分
既存三晃式屋根接合部分
既存三晃式屋根接合部分2
既存三晃式屋根接合部分3

  • 既存芯木無し瓦棒屋根と新規三晃式A号瓦棒葺の接合部分です。
  • 本来でしたら、残りの三分の一の屋根も葺き替えしたかったのですが、予算の都合がありましたので、既存の屋根はそのまま補修程度で話を進めることになりました。


新規軒先唐草設置状況
新規軒先唐草
新規軒先唐草2

  • 新規軒先唐草設置状況です。新規軒先唐草は手作業で釘で丁寧にとめていきます。
  • 新規軒先唐草を施工する時は、下地のコンクリートが古いため、釘を打設する時に下地のコンクリートを破損させないように、慎重に釘を打設していきます。
  • 新規軒先唐草と新規ルーフィングを設置した状態です。ここまでくると、多少雨が工事中に降っても、雨漏りはしにくくなります。


新規軒先唐草設置完了
新規軒先唐草設置完了
ケラバと新規唐草の接合部分

  • 新規軒先唐草設置完了です。屋根の四隅がはっきりして、だいぶ形が出来上がった感じです。
  • 下の写真は、ケラバ、新規唐草、の接合部分です。納まりは大変重要な作業です。引き渡しが終わって、もちろん雨漏りしないように丁寧に納めていきます。


新規軒先唐草設置完了
唐草設置完了



部分吊子設置完了
部分吊子
部分吊子2

  • 部分吊子、設置完了です。均等に、部分吊り子を設置したところです。


ケラバ加工状況
ケラバ加工状況
ツカミ
キャップ
ハゼ加工状況

  • 部分吊り子設置から屋根のケラバ加工状況です。ここから、板金加工の腕のみせどころです。唐草・軒先付近も丁寧に加工していきます。
  • 軒先、瓦棒もキャップをかぶせる前の写真です。普段はなかなか見れる箇所ではないのですが、よい仕上がりです。
  • 唐草付近を、『ツカミ』で丁寧にはさんで加工していきます。
  • 溝板(どぶ板)、吊り子を取り付けたら、キャップを上から設置、取付ていきます。
  • 屋根のケラバに近い部分はハゼ加工していきます。


溝板(どぶ板)設置状況
溝板(どぶ板)設置状況
溝板(どぶ板)

  • 溝板(どぶ板)設置状況です、丁寧に溝板(どぶ板)を設置していきます。
  • 既存の芯木なし瓦棒屋根と接合部分です。いわゆる、ジョイント部分ですので、丁寧に設置、取付していきます。
  • キャップを取り付ける前の溝板(どぶ板)部分です。


溝板(どぶ板)全景
溝板(どぶ板)全景

  • 溝板(どぶ板)の全景写真です。キャップを取り付けた箇所と、取付けてない箇所です。


コーキング
コーキング
コーキング2

  • ケラバの部分はコーキングで止めていきます。


加工
ガッチャ

  • ガッチャでつかんで、加工していきます。


溝板(どぶ板)設置
溝板

  • 吊り子を45.5センチ間隔で設置、固定して、溝板(どぶ板)を設置していきます。
  • かなり壮観な風景です。ここまでくると、8割がた完成した模様です。
  • ちなみに、棟の下は挟み込んで仕上げていきます。棟板金を設置前の風景です。


棟板金設置
棟板金設置

  • 棟板金を上から設置、固定した写真です。


新規キャップ・棟板金設置完了
新規キャップ・棟板金設置完了

  • 新規キャップ・棟板金設置完了です。事実上の完了の風景です。とても良い仕上がりで、お客様もとても満足して頂きました。


施工前と施工後
施工前と施工後

施工前と施工後

  • 奥様も病院の職員の皆さまも大変よくしてくださいました。土地柄もありますが、近隣の皆様、患者の皆様も、とても感じの良い方でした。工事した季節が5月初旬でしたので、大変いい気候でした。
  • 工事で大変お世話になって、良かったと思ったのが、最初は現場調査から→見積もり→契約と淡々とお話を進めていきましたが、もちろん、ホームページをご覧になって、お電話、頂いたわけですから、施主様も大変、不安・心配な面があったのではないかと、見受けられます。ですが、一つ一つ、丁寧に説明して、信頼関係を築いていき、契約書を交わして、いざ、頭金(内金)の話になりましたが、お客様との話合いで、頭金のお話も妥結して、5月初旬に着工にこぎつけることになりました。
  • 私たち業者側は年中、お客様と折衝、交渉、話をして、契約、工事、引き渡しも行いますが、お客様はリフォーム工事は、多くても数年に一回しか、やらないわけですから、不安になるはずです。その辺をくみ取らないと、なかなか、お客様との折衝はうまくいきません。でも、お客様が信頼してくださって、引き渡しまで終えたら、達成感があります。私どもの会社をわざわざ選んでくだって、本当に有難いと思いました。よく考えれば、施主様は地元の業者を選ぼうと思えば選べるはずですから、なんだか不思議な気分でした。(*^。^*)


屋根塗装と外壁塗装を一緒にされた実例(東京都)



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